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沖島で鮒ずしの開封作業を行いました!

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皆さま、こんにちは!琵琶湖汽船スタッフのMです。

さて今年も「鮒ずし作り体験クルーズ」で漬けた鮒ずしの樽取出し作業を沖島で行ってきましたので、体験レポートします!

当社では毎年7月上旬から中旬にかけて、沖島の漁師さん達と一緒に滋賀の郷土料理「鮒ずし」を作る体験ツアー「鮒ずし作り体験クルーズ」を当社では実施しています。今年は、新型コロナウイルスの影響で実施が危ぶまれたものの、規模を例年の約半分に縮小して開催しました。

ツアーでは、①ニゴロブナを磨く②ニゴロブナを干す③ニゴロブナと飯と一緒に樽に漬け込む、という一連の作業を半日かけて行います。お客様と漁師さんの共同作業で進んでいきます。(夏のツアー写真)

沖島漁業組合さんによる漬け方指導
作業場の様子
塩漬ニゴロブナを綺麗に磨きます
最後は乾燥させたニゴロブナを飯と一緒に樽へ

そうして漬け込んだ鮒ずしの樽は、ご自宅にお持ち帰りいただくことを基本にしつつ、ご自宅保管が難しいお客さまについては、沖島島内で樽を預からせていただいております。例年、預かり樽数は100樽近くになるのですが、今年は約40樽とこちらも半分のボリュームに。そのため、樽出し作業の日数も1日で終わらせることになりました(例年は2日に分けて作業)

11月24日快晴の中、堀切港から沖島へ。
堀切港から沖島港までは通船で約15分です。
通称「フナズシ小屋」
お預かりしている樽を作業場に移動します。
樽から取り出したばかりの「中身」。

今年は最小限のスタッフ数で樽出し作業を行ったため、作業中の記録写真が全然撮れませんでした。。。(><)作業工程を詳しくお知りになりたい方は昨年の作業レポートをご覧ください

昨年の作業レポートは ⇒ こちら

お昼休憩中にいただいた「かき揚げうどん」びわ湖で獲れた小エビのかき揚げが入っています。漁業会館1Fで販売されています。
漁業組合さんから振舞っていただいた、今年初出しの鮒ずし。食す前に撮影すべきところ…美味しすぎて撮影することを忘れてしまいました。
取り出した鮒ずしは、1匹づつ真空パックにして小箱へ。大津港に持ち帰って、お客様のお名前を確認した後に発送します。
ようやく作業が終わった時には、日も暮れだしていました。
作業を頑張ったご褒美!?びわ湖に沈んでゆく夕日の綺麗なこと、綺麗なこと。。。スタッフ全員感動!

今年の鮒ずしは、どれも良く漬かっていました!ご自宅で保管されているお客様も、お正月に向けて、取出し作業を終えられた方が多いのではないでしょうか。美味しく漬かっていれば嬉しいです。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される今冬、皆さまどうぞご自愛くださいね!来年のツアー開催はまだ未定ですが、実施する場合は5月頃に募集告知いたします。「鮒ずし」が元気の源になりますように…!