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湖国有数の桜名所を船で訪ねる!海津大崎桜クルーズのご紹介♫

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高速船と海津大崎の桜

皆さま、こんにちは!琵琶湖汽船スタッフのMです。今回は毎年4月上旬〜中旬に運航している「海津大崎桜クルーズ」についてご紹介します!

高島市マキノ町に属する「海津大崎」は、琵琶湖最北端の岬です。湖岸沿い約4キロにわたって約800本のソメイヨシノが桜並木になっていて、桜の時期になると沢山の花見客がやってくる湖国有数の桜名所です。「日本さくら名所100選」の1つにも選出されてます!

縦に長い地形をしている滋賀県。びわ湖南部は京都の気候に近いですが、びわ湖北部は北陸の気候に近いです。おおよその開花目安として、南部で桜が咲き出した1週間後位に湖北の桜が咲き出す、といった感じでしょうか。全国各地から桜の開花便りが届き出すと、「今年の海津はいつ咲き出すだろう」とスタッフはソワソワし出します。暖かい日が続いて「今年は早く咲く」と思っていたら、急に冷え込む日が続いて蕾が固い状況が続いたり…自然予測は難しいですね!(とはいえ、最終的には4月10日前後に満開を迎える年が多いような…)

お花見船
琵琶湖汽船では今津港と長浜港からお花見船を運航しています
海津大崎
出港地から船で約30分、目の前にバーンと「海津大崎」が見えてきます!桜並木がピンクのリボンみたい!
高速船デッキ
高速船メグミの2Fデッキ
海津大崎
空と山、びわ湖の景色が美しいです!

「海津大崎」は湖周道路になっていて、車でぐるっとドライブすることができますが、満開時期の土日は渋滞緩和の交通規制が入るので、事前の情報確認が必要です。最新情報は「びわ湖高島観光ガイド」でご確認くださいね!

ドライブしながら桜並木のトンネルをくぐり抜けるも素敵ですが、スタッフとしましては、船からのお花見をぜひオススメしたいです!それは何故かといいますと…桜はびわ湖に向けて枝葉を広げているからです!

海津大崎付近に到達したお花見船は、「海津大崎港」へ入港。可憐なお花を間近でご覧いただけますよ!

海津大崎港
海津大崎港。港のすぐ近くには「売店」と「大崎寺」があります。
吉田商店
海津大崎港の真ん前にある吉田商店さん(湖周道路は車の交通量が多いので注意して渡ってください)
店内の様子
お花見まんじゅうや湖魚佃煮、ソフトクリームなどを販売されています!
大崎寺本堂
地元では「大崎観音」の愛称で親しまれる「大崎寺」。海津大崎港の真ん前、石階段を登った先に本堂があります。
阿弥陀堂
阿弥陀堂の、安土城落城のときの血が付いた城材をそのまま利用したといわれる「安土の血天井」も有名です。

海津大崎の周辺は車を止める場所がほとんどありません。そのため、桜並木を車窓から楽しまれる車やバスなどが沢山通るので、お花見散策中は車の動きに充分気を付けてください。

当社が運航するお花見船は海津大崎港での上陸滞在時間は20分〜30分と限られるので、大崎寺をじっくりご参拝されるには少し時間が足りないかもしれません。駆け足となった場合は、また別の機会にぜひご再訪くださいね!

琵琶湖
大崎寺へ続く石階段から見たびわ湖。
高速船メグミ
海津大崎港に停泊する高速船メグミ

桜というと、満開時が一番!という方が多いかと思います。確かに、満開時の桜はとっても綺麗なのですが、お花見船から見る場合は、意外と散り始めも綺麗だったりします。風に舞い散る花びらが湖面を覆って、花びら絨毯が出来てきて…。ぜひ自然の織りなす美しい景色に会いに来てくださいね!

海津大崎さくらクルーズ2021の詳細は⇒こちら