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【2024】鮒ずしの樽開封作業を行いました(沖島)

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皆さま、こんにちは!琵琶湖汽船スタッフのMです。

さて、今年も夏の「鮒ずし作り体験クルーズ」で漬けた鮒ずしの樽取出し作業を沖島で行ってきました。今年は11月26日から28日の3日間にわたり、全127樽を開封しました。年々、島で預かる樽の数が増えており、かなりの重労働でしたが、沖島漁業組合の漁師さん、琵琶湖汽船スタッフ、そしてボランティアの皆さん、総勢15名ほどが集まり、朝から夕方まで作業しました。

今年は雨の予報もあったため、鮒ずしが濡れないようにブルーシートで簡易の屋根を作り、作業を開始しました。

樽を保管場所から取り出して重石を外した後、樽の中の汚れを落としてからビニール袋を開封します。

同じ保管場所でも、虫が湧いていたりカビが生えていたりと樽の状態は様々でした。

次はビニール袋の中から漬け込んだ飯と鮒を取り出す作業へ。

飯の中から形を崩さないよう一匹づつ慎重に鮒を取り出していきます。

鮒の表面に飯を付けて成型します。飯の出来具合も様々で、手触りを確認しながら作業を進めます。

成型した鮒はラップした後、真空パックの機械でプレスしていきます。

そして最後に、お客様のお届け先を1つづつ確認しながら伝票を貼付けていきます。

お昼休憩には島の手作りご飯をいただきました

3日間にわたり実施した「鮒ずしの樽開封作業」。開封するまで、私たちスタッフも上手く漬かっているかどうかドキドキしましたが、全体的には今年も出来栄え良く仕上がったように思います。「鮒ずし」は12月初旬にはお客様のお手元に届いていると思いますので、お正月のごちそうに、どうぞ美味しくお召し上がりくださいね!