History ミシガンの歴史
赤いパドルがシンボル!
びわ湖のエンターテインメントクルーズ船
ミシガンは、1982年(昭和57年)4月29日に就航した、びわ湖を代表する遊覧船です。
滋賀県と友好姉妹都市である、アメリカ・ミシガン州との国際親善を祈念して、ミシガンと命名されました。
造船計画が持ち上がった時、これまでにない独創的な観光船を建造しようと考えた当時の社長は、各地を視察・様々な検討を行った上、観光の原点である「非日常」をお客様に体験していただく為に、当時まだ珍しかった「外国」をびわ湖に持ってくることを思いつきました。船内には、非日常を最大限に演出する為に、絨毯やシャンデリア、ドアノブに至るまで、本物志向の重厚で豪華な内装を施し、美味しい食事・素敵な音楽・行き届いたサービスをご提供した他、船の外観には、アメリカ南部ミシシッピー川に就航している外輪船のイメージを採用しました。
又、日米国際交流の一環として、ミシガン州ランシング市から日本文化を学ぶ為に来日した国際交流研修生がミシガン船内のレストランで接遇サービスをする姿は、当時大きな話題となり、ミシガンの代名詞とも言える存在となりました。
今なお思い出話として、当時の研修生との交流をお話下さる方や、子供の頃にご両親と共にミシガンに乗船され、今度は、ご自分のお子様を連れてきて下さる方など、皆様の楽しい記憶とともに歩んでいることを嬉しく思います。
昔も今も変わらない「非日常」という贅沢。
「ミシガンらしさ」と「びわ湖ならでは」を満喫。
ミシガンは全国にあるレストランシップの先駆けというだけでなく、後部パドル(外輪)だけで実際に航行するめずらしい船として、現在も異彩を放つユニークな存在です。
グローバル化が進み、「外国」が以前よりぐっと身近になった現在は、外国を意識するのではなく、就航当時からのコンセプトである「非日常」はそのままに、「ミシガンらしさ」と「びわ湖ならでは」をより重視した船内演出で皆さまをお迎えしております。