2025年大河ドラマの主人公は、浮世絵の版元「蔦屋重三郎」。
彼のプロデュースにより世に出たのが歌川広重です。そして代表作となる作品が『近江八景』シリーズです。
歌川広重は生涯に20種余りの近江八景を手がけたといわれています。
船内ではカルチャー講師の説明と共に、昔の近江八景に思いを馳せながら、現在の近江八景をびわ湖から楽しみます。
蔦屋重三郎が世に広めた美景『近江八景』を楽しむ
開催日:2025年2月11日(火祝)
参加料金:大人(中学生以上)11,000円、小学生8,000円<乗船料、昼食代込>
※大人1名につき幼児1名無料。幼児でお食事が必要な場合は2,000円が必要となります。
就 航 船 :ランシング
募集人員:30名様
最少催行人員:20名
行 程:
大津港10:00発
↓
「矢橋帰帆」、「瀬田夕照」を船内から観望
↓
「石山秋月」
・石山寺港 寄港
・石山寺 参拝
・昼食
↓
「粟津晴嵐」、「唐崎夜雨」を船内から観望
↓
「堅田落雁」
・堅田港 寄港
・浮御堂 見学
↓
「比良暮雪」、「三井晩鐘」を船内から観望
↓
大津港16:30頃着
※「石山秋月」・「堅田落雁」以外は、船上からの観望となります。
※昼食は石山寺周辺のお食事処を予定しております。
※天候の状況により航路・行程を変更する場合があります。
ご予約は→こちら
近江八景とは
約400年前、寛永の三筆でも名高い近衛信尹によってえらばれたびわ湖の南湖周辺の8つの景勝地です。
・比良の暮雪 ・堅田の落雁 ・唐崎の夜雨 ・三井の晩鐘
・粟津の晴嵐 ・石山の秋月 ・瀬田の夕照 ・矢橋の帰帆
この8つが『近江八景』とされ、地名と情景の組み合わせを信尹が和歌として詠んだのが始まりとされています。
近江八景にはモデルがあります。それが、中国の「瀟湘八景」です。
瀟湘八景とは、中国の文人であった宋迪という人物が中国の湖南省にある洞庭湖と、その湖にそそぐ湘江と瀟水という川、その周辺の8つの情景を選んだものです。
近江八景と瀟湘八景の大きく違う点は、瀟湘八景は湖と川周辺で見られる比較的どこでも見られる景色ですが、近江八景はそこにしかないものや場所が特定されているものが選ばれています。
《講師》 大沼 芳幸 先生
琵琶湖を廻る文化史を考古・歴史・美術・民族・漁業環境など幅広い視点から研究し、その成果の普及活動を行っている。特に、精神文化の視点から独特の城郭論を展開するほか、白洲正子の作品を通じて琵琶湖の文化の魅力発信に力を入れている。著書に「白洲正子と歩く琵琶湖シリーズ」・「琵琶湖八珍」・「信長公記を歩く」・「明智光秀と琵琶湖」など多数。
NPO法人歴史資源開発機構主任研究員
滋賀県立安土城考古博物館元副館長
ブログ⇒「オオヌマズの玉手箱」 http://omi-rekishi.jugem.jp
イベント概要
備考 | 【最少催行人員20名様に満たない場合は催行中止いたします。予めご了承ください】 *画像は全てイメージです。 *天候により、予定の航路・行程を変更する場合があります。 *本ツアーは実施3日前からキャンセル料が発生致しますのでご注意願います。 *参加費は全て消費税込みの金額です。 *企画/NPO法人歴史資源開発機構 企画・実施:琵琶湖汽船株式会社 |
---|