観光案内

比叡山延暦寺

平成6年世界文化遺産に登録された比叡山・延暦寺は、滋賀県大津市坂本本町にあり、標高848mの比叡山全域を境内とする寺院。
京都府と滋賀県にまたがり、山内には天台宗総本山「比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)」があります。
奈良時代末期、19歳の最澄(さいちょう)が比叡山に登り草庵(そうあん)を結んだのが始まり。天台宗を開宗してから、弘法大師・空海の開いた高野山金剛峯寺と共に、日本の宗教界最高の地位に君臨。延暦寺会館では座禅や写経の修行体験が出来ます。(現在休止中)
また秋には、圧巻の紅葉景色になります。もみじの枝越しの京都の街並みや、琵琶湖の景色は格別。
三塔からなる境内は、おすすめの回り方(下記参照)があります。お守りや、御朱印を求め、参拝客が訪れます。1571年には、織田信長との確執により焼き討ちにあった歴史もあります。

大津港から
車で約30分
延暦寺_法華総寺院東塔
住所 大津市坂本本町4220
電話番号 077-578-0001(代表)
URL https://www.hieizan.or.jp/
住所 滋賀県大津市坂本本町4220
駐車場 120台
概要

比叡山延暦寺ってどんな所?
京都市と滋賀県大津市にまたがる天台宗総本山で、寺院の境内は標高848mの比叡山全域です。比叡山、または叡山(えいざん)と呼ばれることが多い寺院です。

日本仏教の各宗の祖師(親鸞聖人、栄西禅師、日蓮聖人、道元禅師)などがここで学び、あるいはここで出家得度している事から、「日本仏教の母」として仰がれています。※各宗の祖師ほか…法然上人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、

比叡山延暦寺の見どころは?
京都と滋賀の県境にあり、東に「天台薬師の池」と詠われた日本一の琵琶湖を眼下に望み、西に千年の都 京都の町並を一望できる景勝の地でもある比叡山。

百人一首で有名な慈円により「世の中に山てふ山は多かれど、山とは比叡の御山(みやま)をぞいふ」と崇め詠まれました。

比叡山延暦寺の概要
延暦寺諸堂巡拝料は、次の通りです。

◆共通券 大人¥1,000・中高生¥600・小学生¥300

◆国宝殿(宝物館)拝観料 大人¥500・中高生¥300・小学生¥100

◆別途セット券もあります。但し小学生以下設定無。(注:令和2年3月1日より料金が一部改訂予定)

比叡山延暦寺のアクセス情報
車の場合:名神高速 京都東ICより車で約40分。滋賀県大津市中心部より車で約35分
電車・叡山ケーブルの場合:JR京都駅から洛北へ。京阪電車&叡山ケーブル&ロープウエイで約1時間10分
京都府と滋賀県の県境にあるこのお寺には、車での移動が一番楽ですが、京阪電車&叡山ケーブル&ロープウェイを使えば、行くことが出来ます。京都観光も合わせてお考えの場合は、京阪電車&叡山ケーブルをおススメします。

 

おススメの回り方は?
おススメする短時間での回り方は、「根本中堂」「大黒堂」「文殊楼」「大講堂」「国宝殿」「法華総持院・東塔」「阿弥陀堂」の7か所です。(見学所要時間:約1時間~2時間)

比叡山・延暦寺の景色
美しい自然環境の中で、一千二百年の歴史と伝統が積み重ねられてきました。山頂へはケーブルやドライブウェイも完備されており、諸堂拝観はもとより、自然散策や史蹟探訪にと気軽に親しんでいただくことができます。

 

延暦寺の特徴
平安時代初期に、最澄により開創されたお寺。その時代の仏教の中心を担った寺院で、比叡山の山上から東麓にかけてある三塔十六谷の総称が比叡山延暦寺です。延暦とは、開創時の年号由来の寺号で、最澄が亡くなってからつけられた名称です。武装化した僧兵の拠点として長く歴史に名をとどろかせ、戦国時代に織田信長によって、焼き討ちされた歴史があります。

(写真提供:びわこビジターズビューロー)

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