観光案内

西教寺とは　
西教寺は、滋賀県大津市坂本にある仏教寺院です。ご本尊は、阿弥陀如来。創建は、聖徳太子による物と伝わっており、室町時代末期、僧侶「真盛」の入寺で再興したと言われています。伏見城（京都市伏見区桃山地区にあった城）の遺構を移したという客殿には、狩野永徳による人物、花鳥襖絵などの見どころがあります。境内には、明智光秀一族の墓も。また桜の名所として知られ、4月上旬には境内や参道両側が見ごろを迎え、大勢の参拝客で賑わいます。拝観料：￥500。

（写真提供（公社）びわこビジターズビューロー）

西教寺の紅葉は見事です
総門をくぐると、もみじのトンネルがあります。もみじのトンネルを抜けると、重要文化財の本堂があります。高台にある境内から琵琶湖が一望出来て、絶景が広がっています。参道にならぶ紅葉並木が、お寺のメインスポットです。本堂周辺の紅葉や銀杏も見事です。2019年紅葉は、11月中旬でした。すぐ近くには、「有名アニメ」で話題の日吉大社や旧竹林院もあり、紅葉めぐりが楽しめます。また、日吉大社の猿の像（神猿）は、「魔が去る」という事で、魔よけの象徴です。

（写真提供（公社）びわこビジターズビューロー）

西教寺の菊御膳って？
比叡山延暦寺坂本の食文化に、「食用菊」があります。地元では「菊を食べないと秋を迎えた気にならない」と考えられていて、松茸・栗・食用菊が秋の味覚です。秋の味覚を盛り込んだ、名物精進料理「菊御膳」は、西教寺で頂く事が出来ます。2019年は、11月10日～11月30日の期間で提供されました。また、紅葉ライトアップの穴場として静かにを見物する事が出来ます。

2020年大河ドラマ『麒麟がくる』
　2020年1月19日から放送開始した大河ドラマ『麒麟がくる』。滋賀県大津市　坂本にある「西教寺」は、主人公　明智光秀ゆかりの地です。明智光秀の妻・煕子　そして、明智一族が眠っています。ドラマタイトルの意味ですが、“麒麟”というのは、中国で古くから伝わる特別な霊獣だそうです。麒麟は平和な世に現れるとされており、昔から人々は福を求めて麒麟を崇めます。大河ドラマの展開「麒麟がくるとき世が平和になる。この戦乱の世を終わらせられる人物が麒麟を連れてこれる人」とは？織田信長なのか、明智光秀なのか、を追いながら見るのが楽しみですね！

（写真提供（公社）びわこビジターズビューロー）

西教寺のアクセス情報
1.ＪＲ湖西線「比叡山坂本駅」から江若バスで約7分（「西教寺」下車徒歩すぐ）。また、徒歩なら約30分。2.京阪電車「坂本駅」から江若バスで約4分（「西教寺」下車徒歩すぐ）。徒歩なら約25分です。

西教寺の禅明坊　
禅明坊とは、寺内にある里坊（僧侶の住まい）の事です。西教寺では、大河ドラマ『麒麟がくる』にちなみ、情緒ある貴重な里坊を、期間限定で公開展示しています。また、西教寺・禅明坊光秀館・滋賀院門跡を見学する事ができるツアーが始まり【びわ湖大津・光秀大博覧会】が開催されています。

桜の名所だと聞きました！
境内には、ソメイヨシノをはじめとする約200本の桜が植えられています。毎年、4月上旬になると綺麗な花を咲かせ、境内を薄いピンク色に染めます。琵琶湖の広大な湖の景色と桜が一体となった、美しい景色を見る事が出来るスポットで、山門をくぐり勅使門につづく参道の桜並木が綺麗です。見ごろ時期は気候等により前後する場合があります。

（写真提供（公社）びわ湖大津観光協会）

西教寺の御朱印　
西教寺の御朱印は、２種類で、1件300円です。①「不断念佛」の御朱印、②「慈攝大師」（当寺を再興した真盛のこと）の御朱印。また、周辺のおススメの御朱印めぐりは、3ヶ所あります。西教寺から車で約２分、日吉大社でも御朱印が頂けます。西教寺から車で約17分、比叡山延暦寺の御朱印は、限定も含めて20種類以上あります。（写真提供（公社）びわこビジターズビューロー）

（写真提供（公社）びわこビジターズビューロー）